いや、今日の夕方に面白いブログを発見しました。
電車の中で読んでいて笑いをこらえるのに必死でした。
このブログ、シンプルに面白い!
電車で笑ってしまった!
比喩が上手いよね、「サーモンの和風リゾット」とか! https://t.co/uXLnSz7lHf— ケンタ (@kentasakako) 2018年10月29日
「きのこちゃん」。
既成概念をぶっ飛ばしてくれていますね。
きのこちゃん。
何が面白いって「ブログ」の基本的な型にとらわれていないんですよ。
たとえば、記事の最初にあたるリード文は読者を惹き付けるのにかなり重要な役割を果たすので、ブロガーやアフィリエイターたちの冒頭分はことごとく酷似しています。
私もその一員ですが、なんか既視感があふれるような書き出しになってしまうんですよね。
一方、きのこちゃんのこの記事の書き出しをご覧下さい。
私がブログを立ち上げて、本格的に更新し始めてからまだ一ヶ月も経っていないんだけど、
ブログ専用のツイッタアカウントなんぞを開設して色んなブロガーをフォローしている。のだ…けど……、
あのさ、ブロガー、訳わかんない人多すぎない?いやもちろん普通の人も沢山いるよ。
※今日の日記は純度100%の悪口で構成されておりますのでお気をつけください。
私のブログなんて所詮誰も読んでないし、今日もPV2だし大丈夫だと思うけど。
冒頭からかなり飛ばしてますよね!
ブログ始めて一か月も経っていないのに、「きのこちゃん」の世界観がもう一文目からビシバシ伝わってきます。
通常はこんな書き出しで逃げるんですよ。
こんにちは。スタバ旅に明け暮れているケンタです。
これは逃げですよ。冒頭から死んでいる。
私の場合は、もう置きにいっている雰囲気がプンプン伝わってしまいます。
一方の「きのこちゃん」は冒頭からの語り口調が心地よく響いてきます。
あと、きのこちゃんの強みとしてSEOや収益化をほとんど気にしていない!
リード文にもあるけど、一日2PV(つまり、2人しか見ていない)なので、もう好きなことを書けているんですよ。
これは強い!!
私もそうですが、PVって少なければ少ないほど好きな記事が書けるから気楽でいいんですよね。このブログを立ち上げた当初は想定読者を5人で設定して好き勝手書こうとしたのに、てっきり初心を忘れていました。反省!
関連記事:年収170万円という絶望感を払拭するためにこのブログをはじめた。
多くのブロガーがそうですが、SEOを気にしてGoogleに気に入られようとします。
そのため「タイトルは32文字まで」とか「見出しにキーワードを2語以上入れろ」という鉄則を守らなければならないので、文章が堅苦しくなるんですよ。
それこそデジャブ感満載の文章が量産される訳です。
でも、PVやSEOを捨てたブロガーは自分のキャラクターを完璧に反映させられるので強い。そして、面白い。
褒めすぎ?
つくづく思うのですが、「面白さ」って最大の資産だと思います。
面白い人ってどんどん人が寄って来るんですよね。
そして、結果的に情報やお金も寄って来るんです。
いや、勝手にそう思っているのですが、周囲を見てもそうなんです。
面白い人って基本的に地頭がいいので、話していて心地よいし何も損しないんです。
そして、悔しいことに「面白さ」ってお金では買えないんですよ。
「金持ち」=「面白い人」という等式は成り立たず、むしろお金がないからこそ面白い人もいっぱいいます。
そして、残念ながら努力したからといって「面白い人」になれる訳ではありません。
もちろん面白い人になるために努力することも必要です。
しかし、どんなに訓練してもやはり天性のキャラクターを持った人にはとうてい敵いません。
大手芸能プロダクションではお金を払って芸人になろうという人が沢山いますが、お金で面白さを買えるとしたら、私は結構な額を払って入手しようと試みますよ。
それくらい面白さは貴重です。
ま、グダグダと言っていますが、要するに私は「きのこちゃん」に嫉妬しているわけです。
面白さではとうてい敵いませんね。脱帽!
きのこちゃんのブログが続きますように。
(追記)後日、きのこちゃんの自虐ネタもまとめてみました!
続編記事:新星ブロガー「きのこちゃん」の思わず笑ってしまう自己表現を3つ挙げたよ