非正規社員にとって雇用契約が更新されるか否かは死活問題です。
私は障がい者雇用で契約社員として働いていますので、更新時期になるとビクビクするんですよね。
もう少し私のケースを掘り下げますね。
2018年7月に今の会社に入社したのですが、最初の契約期間は3ヶ月でした。
2回目の契約期間は6ヶ月で、今回の契約では1年というように刻むように長くなっていきました。
年末でちょうど半年間働いたことになりますね。
関連記事:障がい者雇用で6ヶ月働いた自分をひたすら褒めよう。
そんなこんなで今回は、障がい者雇用でのキャリアプランについて考えてみました。
私は未だに、アットジーピー【atGP】 や dodaチャレンジ などの求人サイトで案件チェックしています。
それを見る限りでは、障がい者雇用では正社員採用というのはかなりの神案件ですね。
とくに精神障がい者にとっては最初から正社員で就労できるのは狭き門となっています。
前回述べたように企業が障がい者を採用するのは一般採用よりも慎重になる傾向がありますので、仕方ないのかもしれません。
今、正社員で働いているかたは今の職場で働き続けるか、よりよい条件を探すという選択肢がありますが、これから障がい者雇用の転職市場に乗り込むかたは戦略を練る必要があります。
まず、案件数が限られている以上、正社員案件だけをピックアップするのはあまり得策ではありません。いや、気持ちは分かります。いち早く正社員として身分を安定させたいですよね。
でも、可能性をもう少し広げるために契約社員スタートというスタイルも検討してみる価値があります。まずは契約社員として入社し、その後正社員登用を目指すというのも一つのオプションですよね。
なお、その際はよく条件を確認しておきましょう。
「正社員登用の可能性はあるか?」「登用されるタイミングはいつか?」という問題は大事ですので、面接の場でも聞いたほうがいいと思います。
長期就労のモチベーションにも関わりますからね。
「いやいや、私は非正規社員でもいいや」とお思いのかたもいらっしゃるかもしれません。
それでも、会社員として働くのであれば、個人的には正社員にこだわったほうがいい派ですね。
まず、非正規社員と正社員とでは待遇に大きな差があります。
同じ仕事をしているのに、賞与や退職金の有無などで長期的な報酬が違ってきますし、傷病にかかった場合も非正規か正社員かによって休職できる期間が違ったりします。
要するに、会社による従業員への守り具合が全然違うんですよね。
だからこそ、合理的に考えると正社員を目指すべきだと思うのです。
が、しかし!
そこで問題となるのは正社員登用の難易度です。
はっきりいって、正社員への道は険しいです!
日本社会では一度非正規に落ちると正社員に這い上がるのはかなり難しいと思います。
無理ゲーとはいかなくても、確実にハードモードですね。
会社にもよりますが、個人的には3年くらいかけて信頼を勝ち取らないといけないかな、と。
私の今後のキャリアプランをこっそりご紹介しますね。
今のところこんな感じで考えています。
一般的にいうと、障がい者雇用ではそれほど過酷な業務負担はないと思いますので、まずは勤怠の安定を図ったうえでスキルを磨きます。
具体的には、Excelのスキルと業務知識(ファイナンスや会計など)、そして自己啓発的な意味も含めてFP(ファイナンシャルプランナー)と宅建士などの資格も勉強します。
関連記事:【2019年の資格戦略】FPと宅建士を勉強する3つの理由
完全な勤怠を目指すのが精神障がい者にとっては第一フェーズですが、その次のフェーズとしてスキルも追求したいですね。
障がい者雇用でも実績をアピールできれば年収400万円も狙えます。
中長期的にみて焦らずに頑張りましょうかね。
ちなみに、障がい者雇用を検討する場合はエージェントをうまく利用しましょう!
私も登録しているアットジーピー【atGP】 や dodaチャレンジ などの大手エージェントはとにかく案件数が多いです。
非公開案件の割合も高いので、登録しておいて案件をこまめにチェックしておきましょう!
関連記事:私が実際に利用している障がい者転職エージェント5選【おすすめ順】
★現在求職中の障がい者のかたへ。
【atGPジョブトレIT・Web】という就労移行支援を利用して無料でWEBデザインを習得できるチャンスがありますよ。このような制度を利用して手に職をつけましょう。
関連記事:ジョブトレIT・WEBの説明会に行ったのでメリットとデメリットを述べます