私が実際に利用している障がい者転職エージェント4選【おすすめ順】

 

求職さん
精神障がい者雇用で働きたいけど求人ってどう探せばいいんだろう?

 

ケンタ
ハローワークもいいですが、障がい者転職エージェントを利用してみてはいかがでしょうか?

 

ハローワークは公的機関なのでもちろん利用料はかかりません。
そして、転職エージェントも原則的には無料です
なぜなら、求人を掲載している企業から料金をもらっているからですね。
利用者にとっては金銭的負担はないので、できるだけ賢く活用しましょう!

 

ということで今回は、障がい者として就職や転職をする際のご参考になるよう、私が実際に利用している人材紹介会社(エージェント)をご紹介しますね。

 

(1)「アットジーピー」は総合力ナンバーワンだと思う

 

 

まずは「アットジーピー【atGP】」。

ここは以下で述べる大手のdodaチャレンジと比肩するほど案件数が多いです。
求人数は事務系職種で564件(2019年5月時点)で、dodaチャレンジには及ばないものの、案件数はトップレベルですね。

特筆すべきは、精神障がい者向けの案件が比較的多いことです。
データによると利用者の50%が精神障がいのかたとのことです。(身体障がいは48%)

私は「アットジーピー」をポータルサイトとして利用していますが、「dodaチャレンジ」にはない案件もあります。
逆もしかりで「dodaチャレンジ」にあって「アットジーピー」にはない求人もあります。

だから、この両方のサイトを毎日チェックすると求人の動向を知ることができます。
求人探しって面白いんですよね……。

 

登録はこちら アットジーピー【atGP】
*業界大手。無料カウンセリングもできますし、求人チェック用でどうぞ。

 

【追記(2020年2月1日)】
アットジーピーの運営会社「ゼネラルパートナーズ」が【atGPジョブトレIT・Web】 というサービスを始めました。これは就労支援サービスとしてWEBデザインやコーディングなどWEB制作の全てを学べるという内容です。

障がい者雇用でも手に職をつけるのが有利な時代。
デジタルハリウッドの講座を利用できるし、修了後はアットジーピーの就職サポートも受けられます。しかもケースによりますが通常32万円かかるWEBデザインコースが無料で受講できるというオトクなサービスです。
私が会社を辞めたら真っ先にここでWEBデザインを勉強しますね。

説明会での情報 ジョブトレIT・WEBの説明会に行ったのでメリットとデメリットを述べます

 

【追記2(2020年2月23日)】
2020年4月から新しい会社に転職することができたのですが、利用したのは「atGP」です。
ポータルサイトとして案件をこまめに見ていたことが内定までつながりましたね。
この転職でじつは80万円以上の年収アップとなる予定です。

関連記事:【体験談】年収を28%上げるための転職のコツを5つ挙げます。

(2)安定感のある大手「dodaチャレンジ」は必須

 

 

私が最初に登録した障がい者転職エージェントがこの「dodaチャレンジです。

今から5年前の2014年、私は在職中に転職活動をしていました。
「在職中」というのがポイントでして、平日にハローワークにいけないことが難点でした。
こんなときにエージェントが役立ちます。

障がい者専用のエージェントは今ではポピュラーになってきた感じもありますが、当時はそれほど多くありませんでした。あくまでハローワークを主戦場として戦ってきたものです。

話をもどして、「dodaチャレンジ」のメリットはずばり3つあります。
「安定感」、「求人数の多さ」そして「CA(キャリアアドバイザー)」の存在です。

まず「安定性」。dodaの母体は「パーソル」という東証一部上場の大企業です。それだけでも安定感がありますが、業界最大手なので、規模の経済性から考えても多くの求人が集まることになります。実際に求人数は事務系職種で669件(2019年5月時点)もあり、案件数はダントツではないでしょうか。

都心部だけでなく日本全国をカバーしている点も評価できますね。

 

私が個人的に素晴らしいと感じた点は「CA(キャリアアドバイザー)」とのカウンセリングです。

私の過去の経歴や病気について一通りヒアリングしただけで企業向けへの補足資料を作成してくれました。
これが的確なんですよ。面接対策に役立ちましたし、今でも愛用しています。

また、CAさんに現況よりも高い年収を希望したら「相場を考えると厳しいです」とはっきり言ってくれました。私当時は障がい者雇用の収入について無知だったんですよね……。

ということで、「dodaチャレンジ」は登録、面談しておきたいエージェントですね。

 

登録はこちら 障害者の就職・転職なら【dodaチャレンジ】
*業界最大手の一角。無料でカウンセリングもできますよ。

 

(3)意外と使えるエージェント。「BABナビ」

これはなかなか聞き慣れないかもしれません。
「BABナビ」とはダイバシティ展開を支援しているD&Iという会社が提供している障がい者向けの転職サービスです。D&Iは資本金1000万円とこじんまりとした企業で、上記2社とくらべると知名度が劣ります。

ただ、案件数はかなり多いです。
事務系職種でなんと733件(2019年5月時点)もありますね。

私がこのサービスを推奨する最大の理由は年に数回実施される「BABナビカンファレンス」という合同面接会にあります。
私は過去2回参加していますが、かなりの大手企業が集結します。
しかも、障がい者に理解のある企業が参加するので、得るものはかなり大きいですね。

ただし、このサービスは都市部しか展開されていないようですので、それがネックですかね。

 

登録はこちら BABナビ
*ひそかに優良人材紹介会社。BABナビカンファレンスに参加してみてはいかがでしょう?

 

(4)微妙?「リクルートアビリティスタッフィング」

 

じつは以前の職場をご紹介していただいたエージェントが「リクルートアビリティスタッフィング」です。内定をいただいてからいろいろと相談に乗ってもらったので感謝しています。

半年間は専門カウンセラーから定着支援も行っていただいたので、大手ならではのバックアップを期待できます。

ただ、辛口の意見ですが、今後も積極的に利用したいとは思っていません。
その一つの理由がサイト設計の使いづらさ。
まず公式サイトからユーザログインができないという致命的なロスがあります。
それに加えて、上記3社と比べると求人探しがしにくいですね。(ソートができなかったり、社名が完全非公開であったり。)

また、アビリティスタッフィング主催の合同面接会にも参加したことがあるのですが、そこでの社員の印象も気になりました。
超大手ですが、ダイバシティの取り組み姿勢に課題が残るかもしれません。

今後改善するかもしれませんが、現時点では少しビハインドですね。

 

登録はこちら リクルートアビリティスタッフィング

 

まとめ:無料で選択肢を増やすべき。

まとめます。
人生には選択肢は多ければ多いほうがいいですよね。
今は雇用流動性が高くなり、一つの道に固執するべき時代ではないのかもしれません。
準備できるうちにできるかぎりの手はつくしましょう。

エージェントはうまく活用すればコスパのいい投資のようなものです。
登録時間も5分程度ですし料金もかかりませんので、ノーリスクミドルリターン。
できるかぎりエージェントに相談してみましょうね。

そもそもエージェント側も転職が成功してほしくてたまらないんですよ。
成功報酬のケースが多いので企業からフィーをもらうため最大限努力するようなインセンティブが働きますからね。これぞWin-Winの関係!

 

ということで最後に今回ご紹介した5社をまとめてしめくくります。

 

(1)アットジーピー【atGP】  *業界大手。ポータルサイトにしたい。

(2)障害者の就職・転職なら【dodaチャレンジ】  *まず登録したい超大手。

(3)BABナビ  *ひそかな優良人材紹介会社。合同面接会もおすすめ。

(4)リクルートアビリティスタッフィング  *良案件もあるので登録もあり。

 

ともにサバイブしましょう!

 

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