結論からいうと、そんなときは早く帰りましょう!
できるだけ早く。可及的速やかに帰宅しましょう。
さぁ、帰る身支度は整いましたか?
身支度が出来たら、帰りの電車でこの記事でも読んでみてくださいね。
ちょっと私の話からしますね。
ここ1年ほどすごく精神的に安定していたのですが、今日突然にメンタルが落ち込んでしまいました。こう思ったものです。
メンタルが安定している期間が長かったので、急に落ち込みが訪れたときに右往左往してしまったのです。
ただ、今回の落ち込みについてはトリガーがはっきりと分かったので上司にすぐに相談したのですが、それでもまったく仕事が手につきませんでした。
ずばり、そんな時は上司や同僚に甘えてしまいましょう。
いい年した大人が人に甘えることなんて許されないと思われがちですが、そんなことないですよ。一度メンタルを病んでしまった人が週5フルタイム勤務できていること自体すごいことです。
それに「メンタルが弱っている」というシグナルを早めに発したほうが今後一緒に仕事する上でお互いにやりやすくなりますしね。
また、まじめな人ほどメンタルが不安定なことに対して自責の念を持ちがちですが、そこをぐっとこらえて自分を褒めましょう。
とにかく弱っているときは自己肯定感を復活させることが大事なので、自分や他人に少しでも褒めることでドーパミンやアドレナリンを少し放出しましょう。
もしあなたが私と同じように障害者雇用で働いているのであれば、冒頭で述べたようにさっさと早退しましょう。
一度早退したところであなたの評価はそれほど変わりません。
逆に欠勤せずにすんだことを誇りに思いましょう。
以前も述べましたが、精神障害者を採用している時点で会社側は勤怠の不完全制は想定内なのです。
おそらく特例子会社などの障害者雇用に慣れている会社は、最悪のケース「休職」も起こりうると見込んでいるでしょう。休職になると会社にとっても私たちにとってもよい結果とはいえません。
我々にとって大事なことは、休職レベルになる前になんとか心身を休めて回復させることです。
休職になっても傷病手当金が出るケースが多いですが、やはり休職による不安は強いですよね。
だからこそ、不調を感じたら早く帰るべきなのです。
休職や退職は「リーサルウェポン」ですからね。
関連記事:休職中は給料が出ない?事前に知っておくべき傷病手当金の基本
あと忘れがちなのは、障害者雇用に限らずあなたの役割は必ずバックアップ体制が敷かれているはずということです。
逆に、アサインされた仕事が不可能になったときのバックアップシステムがないと組織としておかしいです。
つまり、残念なことにあなたの代わりは必ずいるのです。
責任感が強い人ならなおさら「この仕事を終えるまで帰れない」と頑張りすぎてしまいますが、無理すると後々にひびくことになりかねません。
仕事が手につかないほど落ち込んでしまったときは、代わりの人に任せて早く帰ったほうが全体最適にもなります。
ぜひ長期的な視野を。
私の経験でいうと、落ち込み状態から回復する期間が短ければ短いほどうつ病の寛解に近いと思っています。つまり、メンタルの回復時間こそが一つの重要指標(KPI)となるのです。
私は20代のとき一度落ち込んだらなかなか浮上できなかったのですが、最近はようやく短時間でうつ状態を脱却することができるようになりました。
ひどいときは一週間寝込んでいたこともありましたが、今は3時間ほどリラックスすることで気持ちを切り替えることができるようになったものです。
一つのヒントとしては、自分の心境を書き出してみることです。
落ち込んでいるときにはなかなか自分の状態を客観視できないかもしれませんが、現況を冷静に把握するためにも手帳にさっと心境を書いてみましょう。
一言でいいんですよ。
たとえば「●●さんとの人間関係がうまくいっていない」など短文でいいのでノートに書いてみましょう。
すると不思議と気持ちが整理されることが多いのでおすすめです。
このように悩みや思っていることを制限なく書き綴ることを「筆記開示」といいます。
まずは一冊のノートを買って自分の気持ちをまとめることをおすすめします。
ケンタのサバイバル戦略 - ケンタのサバイバル戦略 |
もっと余裕が出てきたら私のようにブログでまとめてみるのもアリですね。
自分の気持ちを整理するためにブログに書き記すのです。
ハードルはあがりますが、WordPressでさっとブログを作ってみるのも一つの手です。
ドメインも強くなると副業にもなりますしね。何よりつながりが出来る可能性もあります。
参考記事:【副業ブログの始め方(1回)】サーバーの選び方と契約方法をイチから教えます。
ずらずらと書きましたが、結局私は今日早退しませんでした。
幸運にも会社で回復できたんですよね、でも定時でさっと帰りました。
今回はうつの波が浅かったし原因がはっきりと分かっていたので、比較的短時間で回復できました。しかし、これを読んでいるあなたは切り替えの時間が必要かもしれません。
そんなときは躊躇なく早退して、自分の気持ちを整理してみましょう。
自分を責めることなく、明日できることは明日やればいいのです。
帰宅して転職サイトの求人でも眺めていたら他の道もあることに気付くかもしれません。
関連記事:私が実際に利用している障がい者転職エージェント5選【おすすめ順】