先週から「脱社畜サロン」というサロンに入ったのですが、ぞくぞくと著名人が出現してきて及び腰になってきました。
#脱社畜サロン すごい人が集まっている!
はあちゅうさん
けんすうさん
経沢香保子さん
箕輪厚介さん
起業しろおじさん
DMM片桐社長
プロ奢ラレヤー
「識学」安藤広大さん
田端信太郎さん
りゅうけんさん
久保優太さん(現役K-1世界王者&投資家)
山田真哉さん「さおだけ屋はなぜ潰れないか」の著者— いわみ@ROMから発信へ。 (@iwamishinji) 2018年11月10日
こわい、こわい!
底辺of底辺である真の社畜である私はちょっと退場したほうがいいかな?
しかし、昨日の夜に突如けんすうさんが召喚されたとき、私は取り憑かれたようにそのやり取りを見ていました。印象深い名言がたくさん出てきたので今回はそれについて書きますね。
えと、すみません、実はけんすうさんのことをあまり存じ上げなかったのです。
ググるよりも、Twitterプロフィールのほうが端的で人柄が表れているので拝借します。
けんすうです。 19歳の時に学生コミュニティ「ミルクカフェ」、22歳くらいで「したらばJBBS」をやる会社の社長になり、ライブドアに事業譲渡。その後、リクルート社で3年ほど新規事業を担当し、2009年からnanapiというハウツーサイトをリリース。2014年にKDDIにM&Aされました。インターネットが好きです。
キャリアとバックボーンが過不足なく表現されている好例プロフィールですね。
さらっと「KDDIにM&A」って。大文字多い!文字に遊び心ありますね。
とにかく、これでけんすうさんが殿上人であることが分かりましたね。
突如出現したけんすうさんなのですが、「なんか質問あれば、今ここで答えます」という神対応の申し出がありました。
事前にけんすうさんの素性をあまり知らなかったので、傍観者のようにやり取りを見ていました。が、その対応が本当に核心をつく内容ばかりで途中から急に信者と化しました。
ちょっと脱線しますが、私は人生相談が大好きです。
とくに佐藤優の「インテリジェンス人生相談」も赤黒白復興編と全て持っているのですが、人生を立て直すときにこの本おすすめですよ。
閑話休題、けんすうさんの相談コーナーもめちゃくちゃ勉強になったのですよ。
具体的な事例は挙げられない前提で、一例を挙げると……
(Q1)高い起業戦闘力を進化させるために、毎日習慣でやっていることがありましたら教えていただけませんか?
あまりないですが、とにかく面倒でも嫌なことがおこりそうでも、大胆な行動をとるほうが結果としていい、というのを感じているので、そうしています。
大胆な行動はみんな躊躇するのですが、しょぼい行動のほうがリスクって高いんですよね。
たとえば僕が50万借りてサイト創る、といったら別に興味わかないですが、100億借りました!っていうとちょっと興味わくじゃないですか。50万を借りてしょぼくやってしょぼく失敗したら、単に50万損するだけ、、と思うのですよね、、
「しょぼい行動のほうがリスクが高い」という目から鱗な発言でしたね。
保守的なしょぼい行動ばかりとっている自分にはかなり印象的な回答でした。
(Q2)起業したいと思っているなら、
①今の仕事(サラリーマン)をやりながら少しずつ始めて、芽が出そうならサラリーマンを辞めてリソースを集中する
②今すぐサラリーマンを辞めて全てのリソースを捧げる
どちらがいいでしょうか?
僕、リクルートという会社にいながら会社立ち上げてたんですが、かなり無駄でした。
というので、実感値としては
(1)だと、おそらく起業して1ヶ月くらいでできることを1年くらいでやるイメージになる。めちゃくちゃ時間を食う。
が答えです。
というのも、「金はめちゃくちゃ世界に余っている」「時間はすごい貴重。特に若い時間は貴重。」なので、時間を優先するかな僕ならー、という感じですね!
じつは私も年収200万円生活を脱するために起業を選択肢として挙げていました。
前提としてサラリーマンを続けながら起業準備しようと思っていたのですが、けんすうさんのお考えでは「時間のほうが断然に貴重」なんですよね。
ただ、起業戦闘力が18点(100点満点中)である私はまだ起業したらダメっぽい。
18点、て。
選択と戦略を考えなおします。
その他にも、マーケティングやデザイナー関係など多岐にわたる質問が飛び交ったのですが、私が最も印象に残ったのはTwitterのフォロワーを増やす方法についての回答です。
私もそうなのですが、皆さんTwitterのフォロワーを増やしたいようです。ですよね?
ある方がTwitterのフォロワー増加のためにけんすうさんにダメ出しをお願いしました。
このやり取りがもう秀逸すぎるし、愛あるユーモアもあふれているしで、永久保存版にしたいのですが、残念ながらここでは掲載できません。
ただ、全体論のところでけんすうさんはこのように述べられていました。
まず、「余白が大事」とかそういうのは点の施策であって、全体的な戦略があったほうがいいと思います。余白がうんぬんとかは、戦術の中の、各論の一つです。
全体的に、Twitterのフォロアーを増やしてどうしたいのか、のゴール設定を決めたほうがいいかなーと。
そうすると、ターゲットユーザーが決まってくると思うのですよね。
なので、どういう人を集めたいのか、集めたあとに何をしたいのか、というのをはっきりさせるのがまず大前提だと思います!
この後に、「名前について」「プロフィール画像について」「プロフィール文について」それぞれぐうの音も出ないほどのダメ出しをして頂いていました。うらやましい。
(やり取りをご覧になった方にしか通じませんが、「額に「肉」」って!!)
しかし、皆さん上記に引用したような前提の話を意外と考えていなかったりするのです。
私もぼんやりと「Twitterのフォロワー数が増えて個人の影響力が増えるといいな」と思っていたのですが、本当ですか?と。
フォロワー数って可視化できるので影響力の指標になりやすいですが、本当に重要なのはフォロワー数でなく(言い方が悪いけど)フォロワーの質ですよね。お金で買ったフォロワーなんて数字が増えるだけなので意味ないですし。
だから、フォロワー数を増やしたいというときは「ゴール」「集めたいフォロワーの属性」「集めた後の目的」を明確にしないといけないのです。
ややもすれば「Twitterのフォロワー数」だけがKPIになりかねませんので、そのような場合は再考する必要があります。
私もフォロワー数を増やしたかったのでもう一度考えたのですが、見事に行き詰まりました。
はい、もう一度考えなおします。
このように非常に勉強になる「脱社畜サロン」なのですが、加入すればけんすうさんの全コメントが見れますよ。ひょっとしたらまた出現されるかもしれませんので、是非どうぞ!
あ、ちなみに私のTwitterアカウントはこちらです。