今の職場で働き続けて1年9か月。
ついに転職することに決めました!
こっそり転職活動していたのですが、ある外資系企業から内定オファーいただきました
42歳でも普通に年収80万円アップという待遇なので、年収が低いと嘆いている若い人は自分の価値を過小評価しているかもしれません。
あと、売り手市場のうちに動いたほうがベターです!
— ケンタ (@kentasakako) February 15, 2020
「何度目の転職だよ!」とつっこまれること必至ですが、今回の転職はかなりチャレンジングです。
成果主義が根強い外資系企業への転職なので、かなり頑張らないといけないんですよ。
2019年12月から転職活動を会社業務と並行しておこなっていたのでかなりしんどかったです。
いやー、迷いました!
今の職場が本当にいい環境でしたので、できれば転職したくなかったのです。
長く働きたかった。
ただ、今回の転職で年収は約80万円以上アップする予定。
年収の上昇率は28%になります。
それに対して現職で契約更新していればベースアップ率は1.1%でした。
じつに20倍以上の開きがあるんですね。
転職というのはそれだけ大きなインパクトを与えるのです。
しかし、当然ながら転職すれば必ず収入が上がるというわけではありません。
ちゃんとコツのようなものがあるのです。
ということで今回は何度も転職を経験してきた私が年収を上げるためのコツらしきものを紹介しようと思います。
今回の内容は障がい者でも健常者でもおおむね活用できる内容かと思います。
意外とこれを怠りがちですが、今の職場で成果を挙げることがめちゃくちゃ大事です。
とくに面接の場において、メンタルに余裕がもてる点で有効です。
具体的にいうと「たとえ選考で落ちても現職場で働き続けることができる」と思えるんですよ。そのため心理的に有利に立てるんですよね。
また、自信をもって面接にのぞめるので面接官にポジティブな印象を与えます。
私の場合、「総務」「人事」「事業管理」という3部門の業務を同時並行で遂行してきたことを主張しました。
つまり「私は多方面の活躍が期待できますよ」というメッセージを企業に送れたのです。
まずは現職でパフォーマンスを発揮するように努めましょう。
遠回りにみえて意外と大事。
ややテクニック的なところです。
希望年収を吊り上げるためには、できる限り現職での年収を上げておきましょう。
なぜなら、現職の年収をベースにしてオファー年収を決定することが多いからです。
もちろん年収を決める要素は現給与額だけではありませんが、確実に一つの物差しになります。企業によっては直近の源泉徴収票の提出を求められるので、ごまかしがききません。
また、希望年収を現年収よりも大幅に超えて提示するのもやめておきましょう。
あくまでも現実的な提示額を用意するべきです。
そうなると、やはり現職での給与額がベースになってしまうんですよね。
もし現給与が低いようだったら(1)で述べたようにパフォーマンスを面接時にいかに訴求できるかがポイントになります。
いずれにせよ、現職でいかに成果を残せているかがキーとなるのですよね。
私は製薬会社に勤めているのですが、去年、宅建士やFP(ファイナンシャルプランナー)の資格に合格しました。
関連記事:【2019年】宅建士合格までの1年半の軌跡を振り返ってみた。
本来であれば履歴書に記載してアピールしたいところですが、「宅建士」のことは何も触れませんでした。履歴書にも記載していません。
なぜなら、本業に関係ないからです。
もしこれが本業に関連のある資格ならおおっぴらに履歴書に書けますが、相手方に「製薬企業の事務職なのになぜ宅建士を狙っているの?」という余計な詮索をされかねません。
ここで本音を出してはいけません。
なんでもかんでもアピールすべきではないのです。
必要なものだけを必要に応じて提供しましょう。
もう身も蓋もないことを言いますが、給与が低い業種や企業に勤めてしまった場合はよほどのことがない限りは劇的な賃上げは期待できません。
厳しい言い方ですが、勝ち馬に乗らなければならないのです。
成長率や利益率が低い業種、AIにとってかわられるような職種はやはり避けるべきなのです。(とはいえ、ほとんどの障がい者雇用案件が事務職なので付加価値のつけかたがポイントになってきます。過去記事を紹介しておきます)
参考記事:「年収200万円生活」から脱出するためのベストの方法とは?
私の今の職場が「負け馬」というわけではないのですが、入社時点での私のポジションは明らかに「負け」ポジションでした。というのも前職が絶望的な低収入だったので、給与交渉はきわめて買い手優位となったからです。
勝ち馬にのるべく、上記の記事で書いたようにベイビーステップをふみましょう。
これは直接的に年収アップ転職には関係ないかもしれません。
しかし、「立つ鳥跡を濁さず」。これは真理に近い諺ですよね。
できるかどうかはわかりませんが、「出戻り」という可能性も考えましょう。
要するに、転職先でうまくいかなかったときに今の職場に戻れる可能性を少しでも高めるほうがいいのです。心理的な保険として。
なので、できるだけ現職場に迷惑とならないように退職しましょう。
最終出社日まで気を抜かないこと、引継ぎをできるだけしっかりすること。
そのためには事前のプランニングが必要です。
特に「引継ぎ」は最後にして最重要の仕事です。
「ピークエンドの原則」からいくと人間はなんでも最後の印象で全てを決める傾向にあります。だから、最後の散り際が一番大事なのです。
私もこれから1か月かけて引継ぎをまとめないと……。
次の職場への準備もしないといけないので、けっこうここが正念場かもしれませんね。
長くなったのでそろそろまとめないといけませんね。
正直言うと、実はめちゃくちゃ不安なのです。
給与が上がるということはそれだけ責任がともなうことですし、外資系企業なのでシビアな環境という覚悟はしています。
それでも、収入が30%上がるのであればそれだけの犠牲は払うべきです。
チャレンジすべきだと判断したのですから仕方ない。
もし私がすぐ辞めてしまっても温かい目で見ていただければ幸いでございます!
以下、関連記事です。
1⃣そういえば2年前も同じ心境だったことを思い出しました。
2⃣転職後は6ヶ月を一つの目標にします。
関連記事:【転職直後の目標】私が6ヶ月勤務することにこだわる3つの理由
3⃣私が実際に利用している障がい者用転職サイトです。
参考記事:私が実際に利用している障がい者転職エージェント5選【おすすめ順】