職場での人間関係で悩んだら読む記事

私にとって対人関係が永遠の課題なのですが、同じように人間関係で悩んでいる人いませんか?

今日はそんな人に向けて一つのヒントとなれば幸いです。

 

 

 

 

嫌いな人と向き合うべきか避けるべきか?

どこの職場でも自分と合わない人はいると思います。

私もストレスがたまってきたので、自分が運営している「小さなサロン」というオンラインサロンでちょっとつぶやいてみたんですね。すると、皆さんからけっこうな反応がありました。

やはり皆さん人間関係で悩みますよね。

 

職場に苦手な人がいるときの対応策をググってみるとだいたい次の4つ。
避ける」「解釈を変える」「目的に焦点をあてる」「味方を増やす」ですかね。

言いたいことは分かるんですが、人によっては自責しまくってしまうんです。

それでメンタルを病んでしまっては元も子もありません。

 

 

そこでちょっと思ったのです。

職場に苦手な人がいる場合は、人間関係をもっと分散化するべきなのではないか、と。

 

 

高ベータの人間関係にはリソースを割かないこと

ここでちょっと見方を変えて、ファイナンスの観点から問題を俯瞰してみましょう。

今ちょうど、ミヒル・A・デサイの「ハーバードのファイナンスの授業 」という本を読んでいるのですが、これ良書なんですよ。

人生の身近な問題をファイナンスで応用できないかという試みがなかなか読み応えがありますね。

 

 

 

それはさておき、デサイ氏は人間関係を金融資産と同じようにポートフォリオ化することを提案しています。どういうことでしょうか?

 

「金融資産のポートフォリオ化」というのは簡単にいえば、資産を一つに集中させずに適切に分散しようというコンセプトなんですね。「卵は一つのかごに盛るな」という有名な格言がありますが、まさにそれです。

 

このポートフォリオ化を人間関係に応用してみましょう。
つまり分散するのです。

 

ファイナンス的にいうと「高ベータの人間関係」には深く関わらないほうがいいのです。
ここでデサイ氏の言葉を借りてみましょう。

 

 

高ベータの人たちとは、おそらくリンクトインでつながっている知人や仕事上の知り合いだ。
主に損得勘定でつながっているような人間関係がこれにあたる。
言い換えると、あなたが順調なときには寄ってくれるけれど、うまくいかないときには消え失せるような人たちは高ベータ資産だ。
そうした人たちの価値は低くて当たり前だ。彼らはリスクを増幅させ、保険にはならない。あなたが苦境にあるとき、彼らは何の支えにもなってくれない。
それに比べて、低ベータ資産ははるかに価値が高い。彼らはあなたに何があろうと一緒にいてくれる友人だ。

 

めちゃくちゃざっくり言うと「高ベータ」とは非常に流動性が高いような関係性ですね。

 

私、この文章を読んではっとしたんです。

 

私が今直面している人間関係って思いっきり「高ベータ」の関係性なんですよね。
ましてや「嫌いな人」なんて「超高ベータ」。

 

そんな高ベータの人に対して時間やエネルギーを割いている場合ではないんですよね。
貴重なリソースをそんな高ベータの人間関係に費やしてはいけません。
Twitterのフォロワー数も必要以上に多くないですか?
低ベータのフォロワーが100人いればそれで十分ではないですか!

 

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人生は有限です。
「嫌いな人」を気にするより大事な関係性をもっと重視しないといけないのです。

 

クローズになるな、オープンしろ。

とは言ってもそう簡単に割り切れないですよね。

頭で分かっていても心では納得しきれないものですよね。わかります。

 

そこで、ぱっと思いつく一つのソリューションは「ブログを書く」ということです

完全匿名でもいいし、PVが3人でもいいし、ブログで吐き出してしまうとすっきりするんですよ。ブログで書けないよ、という人は家族や友だちに話すことでもいいでしょう。

ポイントは、自分一人でためこまず自己開示するということです。
すると、他者から共感を得られて精神的にもかなり楽になることでしょう。

 

ま、このあたりの心理的な解決策はまた研究したいと思います。

 

最後に繰り返しますが、嫌いな人がいてもなるべくそこにリソースを費やさないようにしましょう。人生を楽しみましょうね!

 

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