今に始まったことではないのですが、頭が全く働かない日々が続いていました。
記憶力が著しく低下し、判断力が乏しくなり、語彙も少なくなって日常会話にも困るようになってきたのです。
人知れず悩んでいたのですが、ここにきて一つの仮説を打ち立てることにしました。
私は「ブレインフォグ」にかかっているのではないかという説です。
*結論から言うとブレインフォグの必読書はマイク・ダウの「脳が冴える最高の習慣術」です。これを読むとブレインフォグの全てが分かります。
今から遡ること4年くらい前のことです。
当時、私は英字新聞のサークルを主催していまして、ミーティングの司会や進行をしていました。そのサークルは隔週で開催しておりまして、旬なトピックを選択してそれについての内容や表現についてディスカッションしようという主旨でメンバーが集まっていました。
そんなある日のこと。
ミーティングが始まるやいなや、私の頭が完全に真っ白になったのです。
緊張していたというわけではないのですが、急に頭の回転がストップしたような感覚に襲われたのです。
なんとかその場を取り繕いましたが、私にはとてつもない不安が募ってきました。
「また頭の中がホワイトアウトしたらどうしよう」という不安。
しばらくしてそのサークルは消滅してしまいましたが、それ以降の4年の間、私の頭はずっとかすみがかったような感覚の中にいます。頭脳が明瞭ではないのです。
とくに記憶力の低下がひどいのです。
ときには目の前で話している人の名前を忘れたり、昨日の行動を思い出せなかったり。
また、判断力や決断力も衰えました。
何か決断するにもいちいち時間がかかるようになったのです。
最近では、転職するのに1ヶ月以上も悩みまくりましたが、これも決断力のなさに起因していますね。
たしかに転職は人生を左右する決断ですが、決断を下すのに時間かかりすぎ。
内定を取り消される可能性もありましたよ。あぶない、あぶない。
とにかく、この数年間は本当に頭の働きが鈍くなってしまったのです。
「ひょっとして私は認知症なのではないか……。」
「急激に頭の回転が鈍くなったのは、脳に腫瘍でも出来たからではないか……。」
そう思った私は、一度脳外科に相談しに行ったことがあります。
「40歳だとまだ若いので認知症ではないと思いますよ。」
と医者に言われましたが、念のためCTスキャンなどの精密検査をしてもらいました。
脳萎縮も腫瘍も確認されず、異常なしという結果。
ほっとしたと同時に私は「じゃあ、この頭脳力の低下は何なのか?」と原因不明の状態を模索することになったのです。
そんなある日、私は何気なく高城剛さんのメルマガを読んでいたのですが、Q&Aコーナーでこのような質問がありました。
2017年10月に発行されたので、去年のことですね。
(以下、高城未来研究所「Future Report Vol329」より一部抜粋)
頭が冴えない、集中力が短い、
忘れっぽい日が多く困っております。
オススメの検査、サプリはありますでしょうか?
なんとなく自分の症状に似たような質問なので、高城さんの回答に期待しました。
すると、高城さんからはこのようなアンサーがあったのです。
一般的に「頭が冴えない、集中力が短い、忘れっぽい」症状を、「
ブレインフォグ」といいます。
この「ブレインフォグ」は別名「意識のモヤ」(clouding of consciousness)と呼ばれて、まさに頭の中に霧がかかったような状態なんです。
しかし、ご自身ではなかなか気がつきません。
その原因の大半は、神経伝達物質が正しく分泌されなくなるからですが、 先天的な可能性もありますので、一度、 副腎疲労とSNPsをお調べになるといいでしょう。
私はここではじめて「ブレインフォグ」という存在を知りました。
たしかに、最近欧米では「ブレインフォグ」で悩んでいる人が増加しているようで、その名前をちらほらと聞くようになりました。
ひょっとして私も「ブレインフォグ」ではないか、と思い始めたのです。
私は「ブレインフォグ」の症状に心当たりがあるので、これから「ブレインフォグ」についての情報収集をしたいと思っています。
ざっくり見た感じだと、睡眠の重要性、炭水化物のとりすぎに注意、運動しましょう、というありきたりな情報しかないので、もっと信憑性のある具体的な対策を練っていきますね。
じつは数ヶ月前から始めた宅建士の勉強も「ブレインフォグ」の改善に役立つのではないかと淡い期待も寄せています。以前、「宅建士を勉強している5つの理由」という記事を書きましたが、「ブレインフォグ」からの回復もその理由に挙げてもいいかもしれませんね。
とにかく厄介な「ブレインフォグ」ですが、今後は「食生活」「睡眠」「運動」「勉強」のあらゆる方面からアプローチしていきます!
まずは「脳が冴える最高の習慣術」を読むことから始めましょう。
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