現在、宅建士を勉強中なのですが、その影響のせいか最近になってマイホームが欲しくなりました。
ということで、それをプロジェクト化してみたいと思います。
まず、マイホームが欲しくなってきた理由を書きますね。
大きく3点ありましたので、羅列します。
私はもう結婚していて子供も1人います。
その上、子供も7歳になってきたので「夫婦子供一人」という3人の家族構成は今後当分変わらないでしょう。
独身時代やDINKSのときは、賃貸アパートでも納得していたのですが、さすがに子供が7歳になってくると今住んでいる3DKのアパートでは手狭になってきます。
分譲と比較すると、賃貸アパートは間取り的にも建築構造的にも不利になる傾向があるので、この際に自宅としての不動産の購入を考えるようになりました。
毎月、家賃を支払っていますが、「なぜ家主に報酬を支払っているんだろう?」と疑問に思うようになりました。
たしかに、家主は宅地や住宅を所有していて、リスクやコストを負っているのでしょう。しかし、その金額は全て借り主が支払う家賃の中に含まれています。もちろん家主の利益や固定資産税などのコストも家賃の中に含まれています。
当然のことながら、家主はそれを見越して賃料設定しているのです。
世間ではよく「賃貸とマイホームはどちらが得か?」という論争が巻き起こりますが、個人的には結論が出ました。
「購入できるのであれば圧倒的にマイホームが得だ」という考えに至ったのです。
その詳細は別途述べますが、賃貸の家賃は単なる掛け捨てにすぎず、資産にはなりません。
賃貸を続けていても後に残るものが何もないのは虚しさが残るようになったのです。
「ローンを組んで家を買う」
おそらく20歳代、30歳代の若い人はあまり理解できない考え方だと思います。
しかし、40歳をすぎると自分の限界や将来が見えてくるものです。
どんなにあがいてもあと20年で定年なのです。定年再雇用でもさらに5年しか働けません。
20年後の社会なんてドラスティックに変わっている可能性もありますが、現行の制度でいくとあと25年で現役を引退しないといけないのです。
気付くのが遅かった……。
若いときは永遠に働き続けられると思っているものですが、そうはいかないんですね。
会社も新陳代謝が必要でしょうし、私自身も健康状態がいつまでも安定しているかは分からないですから、老後のことも少しは考えればよかった。
そして、なによりも怖いのが定年後に住む場所がなくなることです。
これ、リアルにあり得るんですよね。
高齢になってからも賃貸住宅に住める保障は何一つなくて、さらにいうと保証人がいなくなる関係上、住める家がかなり限定される可能性があります。
その時になって「家を買っておけばよかった」と後悔するのでは遅いのです。
「よし、それではマイホームを購入しよう!」
と勇み足になりそうですが、現実は厳しいです。
とくに、最大の難関として立ちはだかるのが住宅ローンです。
私の属性(41歳、年収280万円、精神障がい者(うつ)、転職3か月目)ではどこの金融機関からも借入をすることが実質的に不可能です。
「もっと属性が高い時代に住宅を買っておけば……」
「団信さえ組めれば……」
「フラット35の適用物件がもっと安ければ……」
という思いもありますが、努力で変えられない属性を悔やんでも仕方ありません。
本当は現金一括で購入したいのですが、もちろんそんな余裕はありません。
住宅ローンを組まざるを得ないのですが、改めて「Cash is King」の世界だなと思いました。
なんやかんや言って、現金が最強ですね。
果たして私にマイホームが購入できるのでしょうか?
リサーチと勉強を続けて今後レポートしていきたいと思います!
kenta様
いつもblogの更新を楽しみにしております。
今回も貴重な情報提供ありがとうございます。
素朴な疑問として、kenta 様は一橋大学を卒業されているとのこと、
スペックは一般人よりかなり高いものがあるかと思うのですが、
そのスペックを(私みたいな短大卒には)今回の資格取得に
とても活かせるのはないのでしょうか。
記憶術というか、そもそもの、勉強法にとても興味を持っておりますので、
もし機会があればそのような勉強法についてもお教え頂けたらと思います。
また、とても興味深いマイホーム取得に関する今回のblog、今後どうなるかとても楽しみにしています。
ただ、
「購入できるのであれば圧倒的にマイホームが得だ」という考えに至ったのです。
の部分には?です。
たとえば保険は掛け捨てにされているのか、
マイホームについても資産劣化が通常の固定資産より激しい部分があるかと(個人的には)痛感しております。
その辺りについてもまたご教授頂けたら。
お手間かと思いますが、またよろしくお願い申し上げます。
コメントありがとうございます!
核心にせまった本質的なご質問ですので、今後改めて記事にしたいと思います。
マイホームについてはいろいろな考え方がありますので、勉強すると泥沼にはまりますね。