先日、「資格スクエア」が開催した宅建士の受講説明会に参加。
痛感したことは「完全独学はムダだった!」ということ。
今回の説明会では、独学では知り得なかった宅建士試験の全体像や勉強方法などを知ることができました。かなり有意義でしたので、今回はそれを共有しますね。
資格スクエアの宅建講座説明会に参加!
こういう一次情報がめちゃくちゃ大事ですよ。あとでまとめます! pic.twitter.com/XrdofybUE7— ケンタ (@kentasakako) 2018年11月10日
結論から言うと、法律初学者の完全独学はかなり危険です。
宅建士は4択問題だからといってはなめてはいけません。足元をすくわれます。
初学者こそ自分に合ったスクールや通信講座を見つけて、カリキュラムに沿って勉強したほうが費用対効果は高いと思いますよ。
「民法」を制するものが宅建を制する。
今回の説明会で教わったのは次の3点です。
(2)インプットとアウトプットの割合は?
(3)過去問の使い方
宅建士担当の田中先生から説明を受けたのですが、たとえがとても分かりやすかったですよ。世代なのかドラゴンボールの比喩が多いんです。
一例をあげると「トランクス型ではなく孫悟空派の学習をせよ」とか「過去問はスカウターである」とか。ドラゴンボール世代にはうれしいですね。
さて、特に印象的なのは「どの科目を重点的に学習するべきか?」という内容でした。
とにかく「民法」を優先的に勉強するべきなんですよ。
よく「50問中20問も宅建業法から出題されているから、宅建業法をメインに勉強するべきだ」という意見もありますが、それはありえない選択です。私もだまされました。
そもそも民法というのは一般ルールを定めた土台のようなものであり、民法こそが原則なのです。それに対して、宅建業法は民法の中の例外のような存在です。
つまり、宅建業法を集中的に勉強することは原則をおさえずに例外だけに焦点を当てる行為です。これは意味ないですよね。
また、宅建士の試験では民法も含めた「権利関係」の問題で差がつきます。
権利関係の範囲は広いので市販のテキストだけでは対応できません。
だから基礎を固めるにはスクールや通信講座を利用するのが効率的なんですよね。
急がば回れです。
さらに、権利関係では「捨て問」があるんですよ。
これは何かというと難易度が高すぎて正解しなくてもよい問題のことです。
2018年の問題でいうと「問5」の事務管理が捨て問です。あの有名な「サイコパス3銃士」が誕生した年度ですね。
関連記事:【落ちた】私が宅建試験に失敗した理由を切々と語る【2018年秋】
宅建士の独学は苦行。やはり通信講座がコスパいい。
たしかに宅建士は独学でも合格は可能です。初学者でも独学で合格した人はたくさんいます。
しかし時間がかかるので非効率的です。
さらに出題の運に頼ることになるので、リスキーな方法でもあります。
また、市販のテキストではイメージがつきにくいというデメリットもあります。
講義を受けた場合は講師が分かりやすく説明してくれるので、基本的な理解がすすむのです。
実際、私も完全独学で参考書を使って勉強していたのですが、権利関係についてはもうツラかったですね。一回転目は苦行でしたよ。
だから確実に合格したいなら、お金をかけてでもスクールか通信講座がいいと思います。
予算が潤沢にあればスクール、予算が限られていれば通信講座という感じでしょう。
これがスクールのポジショントークだとしても、やはり効率的に勉強するには独学は心もとないですからね。
関連記事:受験経験者が選ぶ!宅建士のスクール・通信講座はこの2択でキマリ!
どこの通信講座にするかは講師で選ぼう。
「予算が限られているけど、どこの通信講座にしようか」という方は資格スクエアがおすすめです。
上述の田中先生の説明も分かりやすく、法律初心者のかたの気持ちを汲み取ってくれるので丁寧ですよ。(ちなみに田中先生は高卒とのことですので、初心者の気持ちを分かってくれる!)
田中先生は宅建士だけでなく、司法書士や行政書士の資格もお持ちですが、最初は全滅だったらしいです。しかし勉強方法を一新。テキストをデータ化してタブレットやスマホを使って勉強する習慣を身につけたとのこと。
いいじゃないですか!
勉強方法やノウハウを吸収できそうですよね。
結局のところ、スクールや通信講座は自分に合った講師を選ぶのが一番です。
ちなみに、2018年11月30日までに「資格スクエア」に申し込めば、30%の割引が適用されます。
定価の64,800円が45,360円か!
私は念のため12月の結果を見てから申し込みますが、今申し込んだほうが得なんですよね。
うーん、悩みどころです。
関連記事:資格スクエアの宅建士講座を実際に使ってみた体験談【本音です】