宅建士合格から宅建士証をもらうまでのロードマップ【意外と時間とお金がかかる】

宅建士の勉強をはじめてから2年。
やっと宅建士証を手に入れました!

そこで今回は宅建士試験の合格から宅建士証の交付までの道のりを記します。

結論からいうと以下の5つのステップをふみます。

1)宅建士試験の合格
2)登録実務講習を受講してパスする
3)必要な書類等を集めまくる
4)県庁に行って申請をする
5)宅建士証を取りに行く

合格まで交付までに意外と時間がかかりました!
去年の12月に合格発表があり交付されたのが今年7月ですからね。
(最短なら2月か3月に取れるはずです)

では1つずつ見ていきましょう。

1)まずは宅建士試験に合格しよう

身も蓋もないですが、まずは試験に合格しないことには始まりません。
私は1年半かかりまして2度目の受験でパスしました。

私の1年半の歴史を振り返ってみました記事がありますのでこちらをご参考にしてください!

参考記事:【2019年】宅建士合格までの1年半の軌跡を振り返ってみた。

2)登録実務講習を受講してパスする

合格発表は12月。
無事に合格を成し遂げたら、次のフェーズである「宅建士証交付までの旅」がスタートします。これもまた長い旅路なのです。

その前に、宅建士証をもらうためには実務経験が必要となります。
宅建士試験はだれでも受験できますが、宅建士証は国家資格のライセンスなので2年以上の不動産実務をこなしている等の要件を満たさないと交付できないのです。

宅建業法18条によると以下の要件になります。

(ア)宅地建物取引業の実務(一般管理部門は除く)の経験が2年以上ある者
(イ)国土交通大臣の登録を受けた宅地又は建物の取引に関する実務についての講習を修了した者
(ウ)国、地方公共団体又はこれらの出資により設立された法人において宅地又は建物の取得又は処分の業務に従事した期間が通算して2年以上である者

私はこの時点で宅建業の経験が皆無でしたので、(ア)は該当しません。

なにせ私は不動産業界は未経験ですからね。

その場合、一つのショートカットがあるのです。
上記(イ)の 「実務についての講習を修了した者」、つまり「登録実務講習」を利用するのです。

私はLEC(東京リーガルマインド)の登録実務講習を受講しました。

登録実務講習はとにかく1月から2月がピークです。
宅建士の合格発表が12月ですので、そこから駆け込みで申し込むケースが多いからです。

私はせっかくだから名物講師のLEC水野先生の講座を受けたかったのですが、すでに予約でいっぱい。残念。結局私は2020年2月29日と3月1日の2日間コース(中野のLEC)を受講することにしました。

この登録実務講習を申し込むとDVDや分厚いテキストが送られてきます。
事前に予習をしなくてはいけないのかと不安になってきますが、心配ご無用。
予習なしで講習に臨んでも全く問題ありません。

また、2日間のスクーリング後に試験が待ち構えているのですが、ほぼ合格できる仕様になっています。
ズバリ講習時に先生が試験に出そうな所を予言してくれる(!)のできちんと講習を聞いていれば何の問題もありません。

ただ注意点が2点あります。

とにかく寝ないこと。
先生に追い出されないこと。

基本的なことですが、意外とこれが重要になってきます。
宅建士に合格された皆さんならなんなくクリアできるはずですね。

この登録実務講習、しめて21,000円

2年間の実務をお金で買うと思えば、、、高い。

3)必要な書類等を集めまくる

無事に登録実務講習のスクーリングを終えて、修了証を手にしたら次にするべき事は必要書類を集めるということです。

これがすごい面倒!
以下の必要書類などをかき集めないといけないのです。

・登録申請書(手書き)
・誓約書
(手書き)
・身分証明書
(本籍地の市区町村が発行)
・登記されていないことの証明書
(法務局にて取得)
・住民票
(申請者本人の分。本籍・続柄の記載は不要)
・合格証書
(提示用の原本と提出用のコピーの両方)
・顔写真
(縦3cm×横2.4cmのカラー写真)
・登録資格を証する書面
(実務経験証明書や登録実務講習の修了証など)
・従業者証明書
(宅建業に従事している場合のみ)
・印鑑
・登録手数料(37,000円。これは申請時に必要)

コロナの影響や私の怠惰もあり、これらすべてを入手するのに3ヶ月ほどかかりました!(普通はこんなにかかりません!)

この中でも注意が必要なのは「身分証明書」と「登記されていないことの証明書」です。

まず、「身分証明証」ですが「運転免許証」や「パスポート」ではいけません。
びっくりしましたよ。
本籍地の市町村長が発行する書類を指し、成年被後見人や被保佐人でないことを証明する公式な書類となります。
そのため、本籍地の市役所で取得しましょう。(本籍地が重要!)

次に「登記されていないことの証明書」ですが、こちらは法務局で取得する必要があります。これもびっくりしました。厳重ですよね。
ただし郵送でも手続きは可能ですので、遠方のかたは郵送でもOKです。

私の場合、東京の九段下にある法務局へ行き、証明書を入手しました。

はじめての法務局でしたが、申請は意外にスムーズ!
10分くらいで証明書を発行してもらうことができました。
これからもおそらく何度か訪れることになりそうですが、やや面倒!

4)県庁に行って申請をする

いろいろな縛りがある「宅建士証への道のり」。
もう一つ時間的な制限があるのが「試験合格後1年」かどうかです。

なぜなら、試験合格後1年を経ってしまうと、「法定講習」という講習を受けなければならないからです。

ケンタ
講習だらけやな!

利権のにおいがプンプンしますが、ここは仕方ありません。
なるべく試験合格してから1年以内に宅建士証を入手しておきましょう。

さて、3)で必要な書類等を準備できたらやっと申請です!

私は千葉県で宅建士試験合格しましたので、千葉県庁の近くにある「千葉県県土整備課建設・不動産業課」にて申請手続きをしました。(各都道府県で申請場所は異なりますが、合格したらこれらの手続き場所が届けられるのでそちらを参照してください)

ここで細かい注意点です。
申請時に37,000円分の「収入証紙」が必要になるのですが「収入印紙」ではないのです。「証紙」です!
生協で購入するときに「証紙か印紙か?」で迷いました。

こうして私が申請したのが6月29日。
交付までは約35日かかるとのことです。
長い道のりですね!

5)やっと宅建士証を取りに行く

ようやく、7月末に登録完了の通知がはがきで届きました。
予定よりも少し早いタイミングで宅建士証を取りに行くことができましたね。
私の場合、「全日本不動産協会」にて交付を受けました。

交付にあたっては以下が必要になります。

宅地建物取引士証交付申請書
顔写真
(縦3cm×横2.4cmのカラー写真、同一のものを2枚)
印鑑
登録通知
(ハガキ)
交付手数料4,500円
(現金)

申請書は協会においてありますので、持参するものは顔写真と印鑑と登録通知とお金だけでOKです。

そうそう、手続き全般にいえることですが、念のため役所や機関に行くときはぜったいに運転免許証などの身分証明書を持参していきましょう。

私は交付を受ける際に本人確認をされたので、顔写真の入った身分証明書も必携です。
(なぜ持参物として記載がないのか不思議……)

ということでついに宅建士証を手にいれました!
7月30日!試験に合格してから約8ヶ月かかりましたね。

こうしてみると試験もさることながら、手続きもかなり手間がかかります。
お金も約5万円程度かかりましたので、有効期間5年を考えると年に1万円のコスト。

不動産業で活躍している人は手当がもらえるケースが多いので半年ほどでペイできそうですよね。

私もこれから投資回収できるように頑張ります!