持ち株をすべて売って10万円を損切りした根本的な理由

タイトル通りですが、2019年の年末に持っている株式を全て売却しました。
国内株式を5銘柄。

持ち株をすべて売って10万円を損切りした理由

4年以上ずっと塩漬けにしていたものもありますが、勇気をふりしぼって損切り完了。

持ち株をすべて売って10万円を損切りした理由

98,100円の損失確定ですね。
これでスッキリしました。

いったん株式市場は卒業することにします。

今回はなぜこのタイミングで株式市場から撤退したのかを説明しますね。

昨今の地政学的リスクや経済情勢もありますが、もっと根本的な理由なんです。

スポンサーリンク

 (1)情報優位でない市場に投資してはいけない

身も蓋もないですが、株式投資はプロでないと勝てません。

素人がいくら知識を蓄えても、HFT(高頻度取引)やHST(高速取引)を駆使できるツールを持つ投資家には勝てないのです。

勝てない勝負からは一刻も早く手をひくのが人生の鉄則。

★★★

思いかえすと私は4年前に資産ポートフォリオを組みなおそうとしました。

その際は「持っている資産は株式にも分散しておかなければいけないな」と思い、
低PBRかつ低PERの銘柄から株式を選びました。俗にいう「バリュー投資」です。

安い株式を仕込んだらいずれは高騰するだろうという安易な発想でした。

しかし、いくら割安の株式を購入しても株価が上がるとは限りません。
その企業が倒産する可能性もありますし、安い企業は安いなりの理由があるものです。

結局のところ、素人が株式投資をするのは失敗する可能性が大きいのです。

その大きな理由は「情報優位」がないこと
つまり、業界動向やインサイダー情報などクローズ情報を持っている人が勝つ仕組みになっているんですね。

億万長者のマーク・キューバンのインタビューが端的にそれを示しています。

質問者:若い人たちに投資に関するアドバイスはありますか?

キューバン:銀行に預けなさい。株式市場にお金を投資しろという馬鹿なことを言う人がいますよね。結局は市場の株価を上げたいからそうやって言う必要があるんですよ。彼らは何かの銘柄を売りたいんでしょう。株式市場はおそらく投資の手段としては最悪の場所ですね。銀行に預けないなら、情報優位に立てないことには絶対にお金をつぎ込んではいけません。

引用:ティモシー・フェリス著「週4時間」だけ働く。

さすが、億万長者が言うと説得力がありますよね。
株式市場というのは情報強者が情報弱者から搾取する仕組みなのです。

とにかく自分の熟知していない物事には投資しないことは鉄則ですよね。

(2)100万円の余裕資産で株式投資してはいけない

あと、率直にこう思うのです。

ケンタ
100万円程度の余裕しかないのに株式投資する意味があるのだろうか?」

通常であれば金融資産はポートフォリオを組みます。
現金、国内外株式、国内外債券、外貨、投信、不動産、金などに分散投資するのが定石です。

しかし、余裕資金が100万円程度であれば分散する必要性もあまりないのではないかと思っています。

たとえば期待リターンが2%だとすると、100万円の元本から得られる収益は年間で2万円です。たしかに不労所得としては大きいですよね。
でも100万円をもっと効率のいい投資にあてればそれ以上の利回りを得られる可能性も高いのです。

その最たるものは自己投資
自分のスキルや経験、健康に投資することで将来へのリターンは計り知れないと思います。
特に若いころはなおさらですね。

つまり、100万円程度の運用資金では投資を考えるステージではないのです。

せめて1000万円くらい貯まってから、ポートフォリオの一環として株式を保有するべきでしたね。

だから、今回すべて損切りしたことは間違っていないと思います。
たとえこれから未曾有の株高になって投資額が10倍になったとしても後悔はしません。
損切りの決断をしたことのほうが大事です。

(3)まずは人的資本を育てるべき

先述したように余裕資金100万円というのは微妙なんですよね。
投資でリターンを得るだけの元本ではないですし、とにかく中途半端なんです。

この段階ではまだリスクある投資を考えてはいけません。

まずは、自分の持っているすべての資産を「金融資本」「人的資本」「社会資本」の3つに分類してみましょう。

そして、「金融資本」ではなく「人的資本」の増強を優先するのがいいと思うのです。
具体的には「知識」「経験」「健康」「キャリア」などですよね。

金融資本を持っていない人はまっさきにこれらに投資するべきです。

私の場合、圧倒的に必要なのは「稼ぐ力」です。
今年中に起業する予定ですので、マーケティングや営業力などのスキルを磨くことにお金をかけるべきだと思っています。

また、「稼ぐ力」を身につければキャッシュフローも安定して金融資産を増やす可能性を高められます。そして「稼ぐ力」は金融資本とは違って課税されませんので、節税などの手法を考える必要はありません。

このあたりは別の記事でもっと掘り下げてみますね。

10万円は高い勉強代でしたが、失敗から学びます。

ということで、今回は株式投資から撤退した話をしました。

実はこの4年間で大きな譲渡益を狙えるタイミングもあったのですよ。
しかし、売り時を逃してしまい、損失が広がることとなりました。よくある話ですね。

株式投資を通じて「社会勉強」にはなりました。しかしそれ以上の学びはありません。
失ったもののほうが大きいです。

今回は10万円以上の損失を確定させましたが、授業料としては高すぎましたね。

結局、現状では金融資本は「つみたてNISA」と「ideco」で資金を貯めるのが堅実なのでしょうね。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

コメント

  1. Tak より:

    こんにちは。株式売って、換金した分は通信教育に使うのですか?

    • ケンタ より:

      こんにちは。
      売却した資金は、まずは起業資金と自分と子供への教育資金にあてますね。