ジョブトレIT・WEBの説明会に行ったのでメリットとデメリットを述べます

障がい者雇用で働き続けていると、痛切に思うのが「手に職をつけたい」ということ。
そこで目についたのが「【atGPジョブトレIT・Web】」という就労移行支援サービスです。



障がい者雇用では職場に定着しにくいという問題もあるので、単調な仕事しか与えられないということもありますね。その結果、やりがいを感じにくい環境も多いと思われます。

関連記事:誰も語らない!精神障がい者雇用で働く5つのデメリットとは?

 

そこで手に職をつけるために「WEB関係」のスキルを磨くのも一つの手かと思うのです。
イメージなのですが、IT業界だと比較的フレックスな環境が多いため、精神障がい者としては働きやすい可能性はぐんと高まります。

 

私はいま事業会社の事務職として働いています。
ただ、非正規社員として働いているので、契約が更新されなかった場合のバックアッププランは練らないといけません。一つのバックアップ策として「WEBデザイン」などのITまわりを学習するのも手かなと思ったのです。

 

そこで、以前から気になっていた「ジョブトレIT・WEB」という就労移行支援サービスの説明会に行ってきました。今回はその模様をレポートします。

 

 

そもそも就労移行支援とはなに?

「就労移行支援」とは簡単にいうと、障がい者に対して就職全般をサポートしてくれる制度です。単独での就職活動が困難な障がい者に対して、必要な知識や技術を習得して就職ができるように支援してくれるのです。

 

「ジョブトレIT・WEB」の運営会社は「ゼネラルパートナーズ」という企業です。
アットジーピー【atGP】」をはじめとして障がい者雇用へのトータルサービスを提供しています。

そのため、「ジョブトレIT・WEB」でWEBデザインを学習した後には、「アットジーピー」による就職サポートも受けられるのです。

 

IT業界への就職を目指すかたにとってはこれ以上ないサービスかもしれません。

 

ジョブトレIT・WEBのメリットを3つ挙げてみた

ここからは「ジョブトレIT・WEB」の説明会で学んだことを述べます。

従前は渋谷にしか事業所がなかったのですが、2020年3月2日に秋葉原にも開所予定です。

 

 

約1時間ほどマンツーマンで説明をしていただきましたので、以下簡単にメリットを列挙しますね。

(1)無料(または低額)で最先端のWEBデザインを勉強できる。

これが最大のメリットだと思います。

「ジョブトレIT・WEB」ではなんといってもデジタルハリウッドと提携しているので、かなり実践的なスキルを学ぶことが期待できます。学習内容も「Illustrator」「Photoshop」などのAdobe製品をはじめHTML、CSS、JavaScriptなどのコーディングもカバーされています。

 

そして、通常講座費用がすごい!
321,580円かかるところを無料(もしくは低額)で受講することができるのです。

この魅力は大きいですね!

ちなみになぜ「無料」と言い切れないかというと前年度の所得によって費用がかかるケースがあるからです。おおまかな目安として600万円以下の場合だと月額9,300円程度かかるようです。(このあたりは直接説明会にて要確認)

*また、市町村によっては、就労移行支援を受講する際に「更生訓練費」などを受給できる場合もありますので市役所に尋ねてみましょう。

 

(2)就職までサポートしてくれる安心感がすごい

先述したように、「アットジーピー」やジョブトレとつながりのある企業もあり様々な就活チャネルがあるので就職活動をスムーズに図ることができます。

「クリエーターズ・スクランブル」という事業所見学会もあり、就職にかんしても手厚いサービスを受けることが期待できます。

スキル獲得だけではなくそれを活かせる職場へと導いてくれるので、WEB未経験者でも安心できますね。

 

(3)生活のリズムを整えられるのでリハビリにもなる。

基本的に事業所に通所する形になるので、朝起きて一定時間活動するという生活リズムが整います。

求職中で生活リズムが乱れてしまった方にとっては、まずは規則正しい生活を取り戻すのが一番重要です。

これに関しては意志の力よりも環境の力を借りたほうが手っ取り早いので、通所を通じてリハビリをするのも手ですね。

 

ジョブトレ・IT・WEBのデメリットとは?

しかし、万人におすすめできるプログラムではないんですよね。
基本的に就労中の方は利用できないので、これからWEB業界に参入したい求職者が対象となっています。

 

そして、就職が前提のプログラムなのですぐに独立したい人はおすすめできません
ここは就労移行支援なので、まずは日常生活や社会生活の基盤をつくることが先決なのですね。そのため、すぐにフリーランスになりたい方にはプログラム内容が合わない可能性もあります。

私の希望は「すぐにWEBデザインの実用的なスキルを身につけたい」ということでした。
ただ、もうすでに生活リズムが整っているので「うーん、どうかな」と思っています。

また、現時点では東京しか拠点がないのもネックですね。
オンライン完結型ではないので、通所しないといけないというのも人によってはデメリットになるかもしれません。

 

気になることを質問してみた。

最後に、気になったことを質問してみました。

 

ケンタ
失業手当を受給しながら通所できますか?

職員さん
はい、できますよ。

 

これが一番聞きたかった質問です。

失業後のセーフティネットである失業手当をもらいながら通所できないと経済面で不安ですからね。考え方によれば、お金をもらいながら勉強できる環境にありますよね。

 

ケンタ
40歳台でも大丈夫でしょうか?

職員さん
全然大丈夫ですよ。20代、30代が多いですが、40代や50代のかたもいらっしゃいますよ

 

次に気になったのが年齢です。
私は40歳オーバーですが、それでも問題ないとのことです。
これを読んでいる人はもっと若いと思いますので、チャンスですね。

 

ぜひ、「【atGPジョブトレIT・Web】」で「WEBデザイン」をマスターして、それを足がかりにしてのし上がっていきましょう。


 

 

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